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よくある質問(FAQ) 2016年11月版

木造建築物の耐力壁、壁倍率について


Q せっこうボードの壁倍率はいくつですか?
A 厚さ12.5mm以上のせっこうボード(GB−R)、強化せっこうボード(GB−F)、構造用せっこうボードB種(GB−St−B)をせっこうボード用釘(GNくぎ)で留めた場合、代表的な壁倍率は、告示で以下のように定められています。
・木造軸組工法の場合(昭和56年建設省告示 第1100号) 
①大壁造の場合: GB−R、GB−F「0.9」
GB−St−B「1.2」
②大壁造・床勝ちの場合: GB−R、GB−F「0.9」
GB−St−B「1.0」
③真壁造の場合: GB−R、GB−F「1.0」
GB−St−B「1.3」
  • ・枠組壁工法の場合(平成13年国土交通省告示 第1541号)
    GB−R「1.0」、GB−F「1.3」、GB−St−B「1.5」
    ※枠組壁工法の場合は、同告示で指定されるビス留めも可
これら以外にも弊社では硬質せっこうボード「タイガーハイパーハードT」を使用した壁倍率の個別認定を取得しています。

Q せっこうボードの耐力壁にビスは使えますか?
A 上記の告示で定められているせっこうボードの壁倍率は、せっこうボード用釘(GNくぎ)を使った場合の値です。(枠組壁工法で、告示で指定されるビスを用いた場合を除く。)
ビスを使って固定した場合の壁倍率は、使用するビスによって異なりますので、個別認定を取得しているビスの製造元にお問い合わせください。

Q 筋かいの代わりに、せっこう系の耐力面材を使うメリットは何ですか?
A せっこう系の耐力面材は、壁倍率のほかに、耐火性能も高めることが出来ます。 また、建物の省エネ化に伴い壁内の断熱材も高密度化・厚手化しており、筋かいでは施工上、断熱材が入れにくくなっていますが、せっこう系の耐力面材を使うと壁内に空間ができるため、断熱材を隙間無く入れることができ、所定の断熱性能を発揮しやすくなります。更に、ホールダウン金物や柱脚、柱頭金物があったとしても、これらとの干渉の恐れが大幅に低くなり、筋かいと比べて品質確保がしやすくなります。
耐震性能だけではなく、耐火性能、断熱性能、品質確保の点からも性能を向上させることができるのが、せっこう系耐力面材のメリットです。

Q せっこうボード(GB−R)、強化せっこうボード(GB−F)、タイガーボード、タイガーハイパーハードT等の耐力面材にコンセントボックスや換気用の小開口を開けた場合、壁倍率の扱いはどうなりますか?
A 耐力面材に開けられた小開口については、国交省の技術的助言「国住指第1335号(平成19年 6月20日)」において、『周囲の軸組から離して設ける径50cm程度の換気用の孔は、開口部を設けない場合と同等以上の剛性及び耐力を有するものとして取り扱いできる』とされています。
より具体的には、この技術的助言にもとづき、「建築構造審査・検査要綱実務編(検査マニュアル)2012年」日本建築行政会議編p330〜331および「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」(公財)日本住宅・木材技術センターp63〜64等で解説されています。 この解説書によれば、開口の孔径が50cm(四角形では対角が50cm)以下の場合は、開口部の四周に適切な補強をすればよく、また、開口を設けても補強が不要となるのは、面材の厚さ12.5mmの場合、孔径が15cm(四角形では対角が15cm)以下で、これらの開口であれば耐力性能(壁倍率)が変わらないということになりますが、判断については、あらかじめ指定検査機関等に確認してください。

Q タイガーハイパーハードTを、柱間隔600mmの場所など、910mmを下回る場所に耐力壁として使うことはできますか?
A できません。個別認定の条件上、柱間隔910mm以上が必要です。

Q タイガーハイパーハードTは、屋外の耐力壁として使えますか?
A タイガーハイパーハードTは屋外側には使うことはできません。
屋外用のせっこう系耐力面材としては、タイガーEXボードがありますのでご検討ください。
タイガーEXボード 準備中

Q タイガーハイパーハードTは、真壁和室の耐力壁として使えますか?
A 真壁の耐力壁の認定を取得していないため、使うことができません。
大壁の耐力壁としたうえで、付け柱(化粧柱)を取り付けて和室とする方法もあります。

Q タイガーハイパーハードTの留め付けビスに、指定ビス以外のビスや釘を使っても良いですか?
A 認定で定められた指定ビス以外は使うことはできません。
指定ビス以外で留め付けた場合には認定外となり、耐力壁としての扱いができません。

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