ハイパーハードT耐力壁
耐力壁とは地震や台風による横揺れ(水平力)から、建物の変形を起こしにくくする壁のことです。耐力壁に使用される面材には相当の粘り強さ(強靭性)が求められます。硬質せっこうボード「ハイパーハードT」は優れた耐震性能が認められた耐力面材です。
地震や台風から家族を守る丈夫な壁!
普通硬質せっこうボード「タイガーハイパーハードT」を用いた耐力壁です。火に強いせっこうボードだから、安心です!
■【 ビス長さ:41mmタイプ 】専用ビス:PS3841MW
高い壁倍率にくわえ、「せっこうボード」を重ね張りすることで、
告示による準耐火構造の被覆仕様に該当
厚さ12.5mmハイパーハードTを下張りとし、上張りに「せっこうボード」を重ね張りすることで、下図の様な告示による外壁の屋内側の部分、および、間仕切り壁等の両面に用いる準耐火構造の被覆に該当します。
例 45分準耐火の外壁の屋内側の部分(H12 建告 1358)
例 1時間準耐火の外壁の屋内側の部分(H12 建告 1358. H27 国交告 253)
【水平断面図】
※上張り「せっこうボード」の施工の詳細については、「準耐火建築物の防火設計指針」(一財)日本建築センター編集・発行でご確認ください。
工法 |
部位 |
専用ビス(マックス社製) |
壁倍率 |
認定番号 |
軸組 (床勝ち仕様) |
一般部 |
PS3841MW ノンクロム サイズ3.8Φ×長さ41mm
※メッキが異なるビス(PS3841MW-R(A)など)もご使用できます。
ビスピッチ 軸組の場合:画材周辺部100mm以内、中間部150mm以内 枠組の場合:画材周辺部100mm以内、中間部200mm以内
|
2.4 |
FRM-0446 |
入隅部 |
2.3 |
FRM-0447 |
枠組 |
ー |
2.1 |
TBFC-0127 |
【特長】
- 硬質せっこうボード「タイガーハイパーハードT」を用いた、木造軸組工法および枠組壁工法の内壁用耐力壁です。
- ハイパーハードTは、不燃材料ですので幅広く内装制限に対応が可能です。
- 厚さ12.5mmハイパーハードTは、厚さ12.5mmせっこうボ−ドと並べて張っても段差がなく、きれいな仕上りとなります。
【ハイパーハードT耐力壁 注意事項】
- せっこうボードと同様に屋外および常時、水のかかる場所には使用できません。
- ハイパーハードT耐力壁の施工には、必ず指定のスクリュービス(マックス社製)を使用します。
- 木ねじの打ち込み間隔
専用ビスの留め付け間隔、留め付け位置など施工の詳細は施工指導書をご確認ください。