吉野石膏株式会社


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UL工法

Fタイプ、乾式軽量フカシ壁工法
  • 非木造
  • 内壁

金属下地を特殊弾性接着剤で躯体面に固定したフカシ壁で、高い安全性と変形追従性を有しています。

参考画像


【特長】
【1】優れた変形追従性
伸縮性に優れた特殊弾性接着剤を使用しているため、地震による建物外壁の変形にUL壁が柔軟に追従できます。
【2】安全性に優れています
強力な特殊弾性接着剤と金属下地(ULランナーF・ULスタッド)で壁を支持していますので、地震時も、ボードなどの脱落が無く安心です。
【3】乾式工法です
カビの発生原因を抑え、清潔で美しい壁面を保持します。仕上げはボードのビス留めですので、ボードの破損や仕様変更の際にボードの取り替えができます。
【4】「うすい」仕上がり厚み
躯体面から軽鉄下地組仕上り厚さは13mmが可能ですので、室内の広さを生かし、ゆとりのある空間をつくり出します。
【5】工期を大幅に短縮
接着剤を施工してから1∼3日程度の養生でボード張りが可能です。(接着剤の養生期間は施工時の気温などによって異なります。)
【6】高い仕上げ精度
システム化された部材で構成されていますので、高い仕上げ精度が得られます。

UL工法|概要図画像
公的認定等に関する表記
  • 施工手順
    上下にULランナーFの取付け
    ULスタッドの建込み
    ULスポンジFの装着
    ULピンの打ち込み
    建入れ(レベル)調整完了
    ULボンドFタイプの注入
    ヘラならし
    ULボンドFタイプ硬化後ボード張り
  • UL壁工法Fタイプ適合下地
    ALC板・PC板・押出成形セメント板・コンクリート・モルタル・金属・現場発泡ポリウレタンで被覆された下地に適しています。

GL4ヶ条

GLボンドの接着力を確保するために以下の「GL4ヶ条」を遵守してください。
(GL工法に必須の4ヶ条を1つでも省いた場合、剥離現象につながります)
  1. 【第1条】下地に適したプライマーを必ず塗布する

    下地に適したプライマーを必ず塗布し、試験張りなどで事前に接着性を確認してください。

    GL4ヶ条参考画像
  2. 【第2条】下こすり、コテ圧は充分に!

    プライマーを塗布することでGLボンドが下地に密着し、充分な接着力が得られます。

    GL4ヶ条参考画像
  3. 【第3条】ダンゴサイズ(塗布量)は充分に!

    1回に塗り付けるボリュームを減らすと、接着力を発揮する有効面積が少なくなり、剥離現象につながり危険です。

    GL4ヶ条参考画像
  4. 【第4条】塗り付けピッチを守る

    タイガーボード(910×1820㎜)に43個以上のGLボンドのダンゴが付きます。塗り付けピッチを広げると、接着面積が少なくなり、接着力が確保できず、剥離することがあります。

    GL4ヶ条参考画像