持続可能な社会の実現へ
SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発」のため、2030年までに社会課題を解決すべく17のゴール・169のターゲットから構成された国際目標です。
吉野石膏では、グループ全体の企業活動を通じてSDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
地球環境と調和する製品づくり
地球環境保全に配慮した原料(主に副産せっこうや回収された古新聞、雑誌、段ボール)を使用し、さらにリサイクルせっこうの回収を積極的に実施し、「大気汚染の防止」「森林資源の保護」「廃棄物の削減」に貢献しています。
リサイクルせっこうの使用推進
リサイクルせっこうの有効利用を進めることにより、海外依存度の高い天然せっこうの採掘量を低減し、海上輸送及び陸上輸送のエネルギーを節減することで、原料及びエネルギーの両面での環境負荷を軽減しています。
自然エネルギーの使用拡大
工場、配送センター、社宅などの屋根上や工場用地を利用し、太陽光発電を行い、一般家庭約4800世帯分の年間電力消費量に相当するグリーンなエネルギーを供給し、この電力を化石燃料で発電せずに済むことで、スギ林900haが吸収するCO2の削減効果で気候変動対策に取り組んでいます。
温室効果ガス排出削減の取り組み
4工場に木質バイオマスボイラーを導入し、製造に必要なプロセス蒸気と電気を作り出し、グリーンなエネルギーでCO2の削減・気候変動対策に取り組んでいます。
また、燃料の一部にRPFやタイヤチップ等も使用することで、地球温暖化の原因である化石エネルギーからの転換を推進していきます。
環境情報レポート(エコリーフ)の全15工場登録
信頼性・透明性を確保した算定方法に基づき、せっこうボード製品のライフサイクル全体にわたる定量的環境情報を見える化し、さらなる削減行動に取り組み、社会的責任を果たします。