吉野石膏株式会社


有限会社 遠藤建材社 様

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第四十八回 有限会社遠藤建材社 様

永らく吉野石膏の商品をご愛顧いただいている
お取引先様のお気持ちを“吉野愛”という言葉に
置き換えて、そのお心をお伺いに回る
タイガーくんの“吉野愛”をたずねて。
お仕事への思い、商品への思い・・・。
さて、どんなお話が飛び出すでしょうか!?

企業プロフィール

会社名 : 有限会社 遠藤建材社 様

住所 : 大分県津久見市門前町8番21号

代表者 : 代表取締役 遠藤 翔太 様

会社設立日:1971年(昭和46年)8月12日

事業内容 : 一般建築 設計 施工 宅地取引業

URL : https://endo-kenzai.com/

第48回のお客様は、大分県津久見市にある

有限会社 遠藤建材社 代表取締役社長の遠藤翔太さんです。

 

お話を聞けば聞くほど、家作りに対して誠実、実直といった言葉がぴったりの遠藤社長。

こちらでお家を建てたお施主様には、タイガー君が「幸せ間違いなし」の太鼓判を押させていただきます!

<始めに遠藤建材社のことから教えてください>

 遠藤社長)この会社の歴史にそれほど詳しくないのですが、この会社は自分の曽祖父が、ここから少し離れたところにあった山から木を伐り出す「林業」として始めたと伝え聞いています。今、会社の前の駐車場スペースを当時は貯木場として使っていたのですが、それも写真を見て知り得たという程度です。祖父の代になってからプレカット、建材事業と業態が変化し、父・遠藤正文の代になってから工務店事業を始めました。私は家業であったこともあってこの道に入ったのですが、住宅って殆どの方が一生に一度しか建てないじゃないですか?そのシーンにうちの会社を選んでいただき、そこに携われるというのは本当に光栄なことで、最近は特にこの仕事の良さに気付き、有難さを感じています。お客様の喜びが自分の事のように感じられますからね。

私は11年前にこの会社に入社したのですが、この5~6年は外部に出向き施工技術などを勉強することを増やしたので、この業界の悪しき部分が逆に見えることがあるんです。「うちはいい仕事をしてる!」と、さも誇らしげにね。しかし裏では手抜きや素人にばれないコストカットなどをやっているところもあるので、うちはそれを反面教師にして、見えない部分ほど、丁寧に、真面目に、手を抜かずに本物をお届けするように心がけています。「基準を守る」「施工品質を守る」「見えない部分こそ精度を保つ」。必ずお客様のメリットになるように判断することが、遠藤建材社の本分です。どの瞬間をとっても胸を張れる仕事をお納めすれば、そこに評価はついてきますからね。


 去年の10月に父には造成部門に専任してもらうことをお願いして、建築や経営の実務部分を私が担うという役割分担の中、曽祖父から数えると事業としては4代目、建築関係の社長ということでは3代目の社長に就任致しました。会社形態となって創業54年を数えますので、吉野石膏さんとも長いお付き合い、ということになりますね。うちはそもそもが林業からですから、現在も普通の会社さんよりは「木」に対するこだわりが強いのかな、と思います。その名残か、木材はプレカット屋さんではなく、大元の林業の会社から直接仕入れたりしていますしね。

タイガー)「工務店事業」ということですが、主に戸建てをやられているのでしょうか?


遠藤社長)はい、遠藤建材社は木造住宅の戸建てを建てている会社です。着工数は去年10棟、今年も同じぐらいの着地かな、と読んでいます。本当は今期14棟ぐらい行きたかったのですが、この世界、集客から着工までのスパンが長いじゃないですか、ですので、自分の思った数字に届くのは来期か再来期なのでしょうね。

それを叶えるために必要なことですが、集客、追客、接客、営業、人員、現場、この全てが繋がっていますから、これら全ての体制を改善していくことが必要なのでしょうね。この中でも最初に手を付けたいと考えているのはインスタなどのSNSを中心にした集客の改善と、社内人員の増加、この2点が今期の課題だと思っています。集客についてはSNSがメインでそれぞれの社員が各々の切り口で発信しています。テレビやラジオなどの広告媒体を使うのはもう少し先でしょうね。

初回接客の場としては弊社の「半規格住宅」のモデルハウスを使って行っています。さらにこの3月からはうちのメイン商品である設計士さんが入ってお客様と打ち合わせをしながら、一から建てていく「デザイナー住宅」のモデルハウスを加えた、2棟体制で行って参ります。


タイガー)遠藤建材社の家には、どんなこだわりがありますか?


遠藤社長)HPでも「家造りは完成がスタート」と謳っているのですが、当たり前のことですが、家ができてから生活が始まるわけですから、そこに思いを重ねずに淡々と家を造ってしまうのは単なる作り手のエゴだと考えています。「お引き渡ししてから後ろ指をさされるようなことだけは絶対にしないように」と社員だけでなく、20~30社はある協力会社の方にも良く話をしています。特にうちは地元中心の商売でお客様との距離がまさに「近い」ですからね。ですから、遠藤建材社では設計に入る前に「建物の不安」「土地の不安」「資金の不安」など、お客様が持つあらゆる「不安」をひとつずつ解決するために、時間をたっぷりとかけています。例えば大切な資金のお話ですが、「お客様が借りていい金額」と「実際に銀行が貸してくれる金額」の額が違う例がありました。銀行は目一杯貸したがる。しかし、お客様との人生設計をお聞きした限りでは、「そんなに借りてはいけないな」と思い、私どもが「将来苦労するから建てて欲しくないんです」とブレーキを掛けたこともありました。また、こんなことも地元工務店ならではの一例かと思うのですが、この津久見市の土壌はセメント町という地名があるぐらいセメントの原料となる石灰石の鉱山に恵まれた町で、地盤が強いんですね。一方で臼杵市は田んぼが多かったり、また、大分市は造設地もあったりで、いずれも地盤は柔らかい。このため場所によって「地盤調査の方法」を変えています。地元・津久見では石が多いため、9割方使われているドリルで彫って地面の硬さを調べるSWS方式だと制度が下がるので、あえて「超音波法」を使うんですね。その結果によっては、当然ですが家の建て方も変わってくるわけです。設計してから土地探しをすることが大半なので、そんなことも含めると初対面から着工まで半年かけるケースも決して珍しくありません。これを行うことによって、お客様にやっていただきたい「家造りを楽しんでいただくこと」が実現されていくのだと信じています。


設計に関しては自社の設計士で行うやり方と、有名な「R+houseネットワーク」と同様のやり方で、登録された12人の建築家からお好みを選び、そのデザインで注文住宅を建てる「カーサプロジェクト(design casa)」と提携したやり方の2通りがあります。このdesign casaの皆さんはじっくりと時間をかけてお客様の声を聞いていただけるし、建材の選び方も自由度が高いので、うちのポリシーにとても合っていると考えています。最近の事例ですが「このテレビの位置は間違っているのでは?」と誰もが思う図面だったのですが、問い質してみると、「お客様が思い描いている生活を一緒に考えて、練に練ってこの図面に至った」という話を聞いて、「ああ、この方たちと一緒に仕事ができて良かったなぁ」と私は喜びを感じていました。


数年前まではお客様に「遠藤建材社さんは、どんな家造りが得意なんですか?」と聞かれたのですが、最近はお越しになる段階でデザイン住宅が得意な会社であることをお知りになってから来られるので、かなり専門的で具体的なご質問が多くなりました。おのずから建築費も高くなっていくため、お客様の要望次第ではこの辺の平均単価の1.5倍ぐらいの坪単価になることもあります。ただ、それでご満足度がさらにそれの上に、2倍、3倍になるのなら、こちらもそれは嬉しい限りです。


<「吉野石膏」についてお聞きします>

 遠藤社長)先ほどもお話したように、施工基準を守る、ということにこだわっていますから、吉野石膏の方には良くお電話をして、質問していることが多いです。・・・いつも気軽に電話をかけてしまっていますよねぇ(笑)?

最近、お客様から多いご質問は「耐震」についてです。うちは、筋交いではなく吉野石膏の耐力面材「EXハイパー プログレ」を使っています。「地震の揺れに対して点ではなく面で支える方が今の主流なので、うちでは標準仕様にしているんですよ」とご説明しています。これも元は他社さん製品だったのですが、コストや不安定な流通など問題があったので吉野石膏さんの「EXハイパー」にチェンジし、その後軽くて施工性が高く、長期優良住宅の仕様に相応しい、高い透湿性が有効な「EXハイパー プログレ」が出たためアップグレード致しました。20年、30年と快適に住んでいただくためには壁内結露のような家にダメージを与えるような要素はできるだけ減らすべきで、家の躯体にダメージを与える原因となる湿気に対して有効の、高透湿性「EXハイパー プログレ」はとても良い製品だと気に入っています。


 あと、吉野石膏さんの商品ではスーパーハードを2階の床に音対策として標準採用したり、1階の天井にはせっこうの芯にガラス繊維などを加えて、さらに耐火性能をUPさせた強化せっこうボード、タイプZを張ったり、室内はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸収・分解するタイガーハイクリーンボードを採用するなど、クリーンで快適な住宅を提供しています。

 そうだ、サウンドカットの塗布量を大工さんに感覚で伝えるのって難しいですよね。なんか(スマホで簡単に見られるような)良い方法があると良いですね。

<インタビューを終えて>

 「どんなにいい数値が出たとしても、それがイコール快適な家、とは限らないんですよ」と話す遠藤社長。これからは「壁一つにしても、機能性の高い商品をなぜ採用しているのかを積極的にアピールしていきたい」とおっしゃっていました。

 「趣味は?」とお聞きしたら「仕事って言うと引かれちゃうんで、無いって言ってます!」と言いつつも、「仕事が一区切りしたらゴルフに手を出してみようかなぁ・・・」ともおっしゃっていました。

 これからも真摯に家作りに取り組む遠藤社長の心、遠藤イズムが会社全体、社員全員に浸透し続けて、末長く「誇れる仕事」を積み重ねていけますように!

  吉野石膏も全力で、お仕事はもちろん、ゴルフも(笑)ご一緒させていただきます!

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