デラクリート仕上げ外壁耐火システム
枠組
- 木造
- 耐火
- 外壁
防水・耐火性能に優れた特別なせっこうボードにデラクリートセメントボードシステムを組み合わせた1時間木造外壁耐火構造です。
【特長】
水に強い「タイガーボード・タイプZ-WR」は、透湿防水シートを施工するまでに、雨がかかっても心配ありません。
通気工法を採用しているので、建物の耐久性が向上します。
外装仕上げは湿式の塗り仕上げなので、自由度が高い、個性ある意匠性となります。
継目処理をすることで目地のほとんどない壁とすることが可能です。
塗り仕上げ
- 認定番号
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- FP060BE-0116
- 公的認定等に関する表記
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- 耐火性能
- 1時間耐火
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- 備考
- 屋内側の構造用合板のかわりに、せっこうボード製品を使った壁構造もあります(認定番号 FP060BE-0118)
GL4ヶ条
GLボンドの接着力を確保するために以下の「GL4ヶ条」を遵守してください。
(GL工法に必須の4ヶ条を1つでも省いた場合、剥離現象につながります)
(GL工法に必須の4ヶ条を1つでも省いた場合、剥離現象につながります)
- 【第1条】下地に適したプライマーを必ず塗布する
下地に適したプライマーを必ず塗布し、試験張りなどで事前に接着性を確認してください。
- 【第2条】下こすり、コテ圧は充分に!
プライマーを塗布することでGLボンドが下地に密着し、充分な接着力が得られます。
- 【第3条】ダンゴサイズ(塗布量)は充分に!
1回に塗り付けるボリュームを減らすと、接着力を発揮する有効面積が少なくなり、剥離現象につながり危険です。
- 【第4条】塗り付けピッチを守る
タイガーボード(910×1820㎜)に43個以上のGLボンドのダンゴが付きます。塗り付けピッチを広げると、接着面積が少なくなり、接着力が確保できず、剥離することがあります。
- 仕様や施工方法、採用における注意事項の詳細は、吉野石膏(株)の「標準施工指導書」をご参照ください。
- デラクリート仕上げ外壁耐火システムを(一社)日本ツーバイフォー建築協会の耐火構造(外壁)として使用する際の注意
- 本壁構造については、枠組壁工法による耐火構造として適切な設計および工事監理が行われるよう、(一社)日本ツーバイフォー建築協会(略称/2×4協会)が日本建築行政会議と協議して定めた「枠組壁工法耐火建築物の設計・施工に関する運用規準」(以下「運用規準」)により運用します。本壁構造を用いた建築物の設計・工事監理をする場合は、2×4協会が開催する講習会を受講し、枠組壁工法による耐火構造の設計・工事監理者として登録を受ける必要があります。また、当耐火構造を含めた枠組壁工法認定耐火構造の使用承諾を、物件ごとに2×4協会まで申請していただきます。運用規準の詳細については2×4協会のホームページをご覧ください。