エンジニアホンネ座談会Engineers Discussion

自ら考えて動く。
それが工場の動力になる。

吉野石膏の工場運営は、化学系、機械系、電気系の社員で成り立っている。
その中で製造設備を動かし、メンテナンスしていくのが機械・電気系の社員である。
工場の稼働に彼らの存在は欠かせない。
今回は草加工場の機械・電気系の若手社員2名に話を伺い、
学生時代に機械・電気を専門的に学んだからこそ活かせる仕事や、
吉野石膏で働くことの魅力など、リアルな実態に迫ってみた。

T.D.
T.D.

草加工場 エンジニアリング課 電気係
2012年入社
工学部 電気電子工学科 卒

学生時代はテニス部に所属。また、幼少期はピアノ、社会人になってからはギターに挑戦するなど、多彩な趣味を持つ。現在一児の父。「疲れていても、子どもの顔を見ると癒されます」とのこと。

2020年10月に家族旅行で訪れた動物園『伊豆アニマルキングダム』にて。近距離でのキリンを前に恐る恐る撮った一枚です。

M.K.
M.K.

草加工場 エンジニアリング課 機械係
2012年入社
工学研究科 航空宇宙システム工学専攻 修了

学生時代は空手部に所属しており、現在も休日はジムで身体を動かす。愛読書は歴史小説全般で、とりわけ浅田次郎の『壬生義士伝』が好きな一冊。

2019年6月の社員旅行で屋形船に乗り、お台場周辺を遊覧中に撮った写真です。

工場における機械・
電気系社員活躍の場

「止まらない工場を担う機械・電気の技術」

二人は同期入社とのことですが、
まずは現在の仕事内容を教えてください。

M.K.

私は機械担当として、せっこうボード製造設備の保全(設計・修理・改造)と、日々発生する保全に関係した問題の解決を行っています。24時間稼働する工場を、いかに安定的に動かすのかが求められています。

T.D.

私は電気分野における製造設備の保全、改造、導入、不具合への対応をメインに行っていますが、それ以外にも、せっこうボード製造における品種切り替え時の補助や、工場内の安全衛生管理など、幅広い業務があります。イメージとしては、M.K.さんが製造設備の設計や据付、保全を担当し、私がその設備の電気回路や制御プログラムの設計、電気機器の保全を担当しています。

M.K.

同期入社の私たちが、同じ工場の同じ課員として連携しながら働いているのは、なんだか不思議な縁を感じますね。ちなみに事務所の机も隣同士です(笑)。ちょっと電気のわからないことがあれば、直ぐにT.D.さんに聞けて便利です。

T.D.

それは私も同じです(笑)。

「入社理由と学生時代の専門性」

もともとお二人は学生時代にどういったことを学び、
なぜ吉野石膏に入社したのですか?

T.D.

私は電気電子工学科の出身で、電気に関する基礎的な知識について広く学びました。吉野石膏は合同説明会で初めて知った会社だったのですが、業界シェアの大きさと、昔から見覚えのある天井が吉野石膏の製品だと知り、すぐに親近感が湧きました。そのときは、学んでいた電気との繋がりを理解できていなかったのですが、工場見学でせっこうボードの製造ラインを見たときに、工場の規模に反して人が少ないことに驚きました。省力化がなされており、そこに欠かせないのが電気のノウハウであると気づいたんです。自分もこのような生産現場に携わりたいと思い、吉野石膏を選びました。M.K.さんはどう?

M.K.

私は航空宇宙システム工学専攻出身で、機械工学の知識をベースに、航空機をテーマにして勉強していました。

T.D.

吉野石膏に飛行機や宇宙のイメージはないけど(笑)、そこからなぜ吉野石膏に?

M.K.

きっかけになったのは、大学の先輩が吉野石膏に入社したことです。それで社名や事業内容を知りました。もともと、社会を支える基盤となるような仕事をしたいと考えていたため、これだけ社会に普及したせっこうボードの分野で、国内シェア80%を占める吉野石膏は、まさに社会基盤を担う企業だと思いました。また会社説明会で人事担当者の方が「吉野石膏は業績も安定しているから、自分の生活の基盤とするにも良い会社だよ」と言われたことにも、魅力を感じました。

T.D.

確かに、社会を支える仕事であることは間違いないよね。学生時代に学んだことは仕事に活かせている?

M.K.

入社してみると工場に機械の専門知識は欠かせないなと感じます。製造設備の設計を行う際には、機械製図の知識はよく活かされています。また、設計の基礎になるのは、四力学(通称ヨンリキ/材料力学、熱力学、流体力学、機械力学)の知識です。T.D.さんはどう?

T.D.

私の場合は、入社当初はゼロから学ばなければならないことが多かった印象があります。工場で扱うような制御や電気回路の勉強は学生時代にできていなかったのですが、製造設備の理解が深まるにつれ、大学で学んだこととの関連性が分かるようになってきました。工場では、製造設備のハード・ソフト面の制御から、受変電設備、電灯(照明やコンセント)まで、あらゆる電気設備に関わりますので、色んな知識が活かされています。

現場で学ぶ

「重要なのは現場とのコミュニケーション」

入社してから一番思い出深い仕事や、
体験にはどのようなことがありましたか?

T.D.

私は入社5年目のころ、長期整備明けの試運転で不具合が見つかった際、重要部門の制御パラメータのデータが消えてしまい、製造できないトラブルが起きてしまったことがありました。異動して1年目のことで、草加工場の製造設備について把握し切れていない部分も多く、対応には四苦八苦しました。製造オペレーターの方々に夜遅くまで協力してもらい、翌日も前任者や、全国の電気担当の先輩方に問い合わせてアドバイスをもらい、何とか復旧しました。その瞬間は心の底からホッとしたのを覚えています。自分に任されている責任の大きさと、人とのつながりの大切さを改めて学んだ出来事でした。

そうした経験を経て、仕事を進める上で
最も重要だと感じることはなんですか?

T.D.

せっこうボードを実際に作っているのは製造オペレーターの方々であり、製造設備のことを最もよくご存知な理解者です。私の仕事はそうしたオペレーターの方々が、作業しやすいように環境を整えることですので、製造現場の声に耳を傾け、コミュニケーションを密に取ることが重要だと考えています。分からなければすぐに質問し、迷ったら相談することが大切であり、時間の短縮にもつながります。

M.K.

それは私も同意見ですね。また、24時間連続稼働する工場に、トラブルはつきものですので、そういった問題に対して一つひとつ真摯に向き合い、対応していく姿勢が大切だと思います。

ポジティブとネガティブ

「トラブル対応は、
昼夜を問わず対応する責任が」

入社前後で、吉野石膏に対する
イメージギャップなどはありましたか?

M.K.

まずポジティブな面で言えば、会社の都合で転勤の辞令が出るイメージを持っていましたが、実際はそうではなく、毎年上司との面談で希望を聞いてもらう機会があり、すべてが希望通りとはなりませんが、本人の意向も尊重してもらえることです。私は全国どこでも転勤OKなのですが、きちんと希望を聞いてくれるところはありがたいです。一方で、工場では突発的に故障があると対応に追われ、慌ただしく動くことになります。特に、休日や深夜に故障が発生すると、すぐに駆けつけなければなりません。そこはネガティブな要素かなと感じます。その場合はもちろん休暇を取ることができますが、仕事のスケジュール調整には苦労しますね。T.D.さんはどう?

T.D.

ポジティブな要素としては、私はこれまで2度転勤していて、いずれも勤務先が今まで行ったことのない土地でゼロからのスタートでしたが、吉野石膏の社員はみんな温かみがあり、馴染むのに時間はかからないと思います。気づくとプライベートの時間を一緒に過ごしていることもよくあります。そして次の異動の頃には、その場所を去るのが名残惜しくなります(笑)。結果、全国各地に、いざというときに頼れる人間関係を築くことができます。

M.K.

逆にネガティブな面は?

T.D.

私も突発故障やトラブルでの勤務時間外の呼び出しですね……。工場が稼働しているときは、深夜でも休日でも急な対応を迫られるときがあります。もちろん故障やトラブルを起こさないことが理想であり、そのための保全活動を行っているのですが、防ぎ切れないトラブルもあります。こうした実態は、入社する前から理解しておくべきだなと感じます。

M.K.

入社を希望している機械・電気系の学生の皆さんに伝えておきたいのは、こういった実情も理解したうえで、入社して欲しいということです。

T.D.

その代わり勤務先のすぐ近くに独身寮や社宅があり、破格の値段で住むことができるので、経済的には非常に助かります。ちなみに草加工場の独身寮は、工場前の道を挟んで向かいという立地です。寮は水道光熱費込みでも格安の家賃となっており、朝の通勤時間は5分です(笑)。

目標とメッセージ

「視野を広く持ち経営的視点で物事を考え、
頼られる存在に」

最後に、今後の目標や
チャレンジしてみたいことを教えて下さい。

T.D.

入社して9年目になりますが、今までは所属したどの部署でも、常に一番若手でした。上司や先輩に恵まれたなかで働いてきたので、今後自分が後輩や部下を持ったときに、同じように頼られる存在になることが目標です。今の上司は視野が広く、トラブルが起きた際も私が思いつかないような手段で解決してしまうことがあります。幅広い知識、能力を身につけたいなと思っています。応募者の方へのメッセージとしては、とにかく化学系、機械系、電気系の担当それぞれが少ない人数で工場を稼働させていますので、若手にも積極的に関与することが求められますし、仕事も任せてもらえます。ですから、自らが前に前にと意欲的に動く人が吉野石膏には向いています。

M.K.

私は今のところ、工場勤務は草加工場しか経験していませんので、今後の異動で他工場の製造設備も経験していきたいですね。また私も、上司の視野の広さには驚かされます。会社の経営的視点に立ち、その時々でどのような対処をすべきか判断しています。一朝一夕に身につくものではありませんが、多くの経験を積むことで、自分のものにしていきたいです。それと、入社理由でも述べた人事担当の方から、「吉野石膏は業績も安定しているから、自分の生活の基盤とするにも良い会社だよ」と言われたことは、その通りだったと思います。寮・社宅などの生活面の整備もしっかりしていて、安心して働ける会社だと思います。

alt=“吉野石膏のエンジニアリング担当として活躍する社員たち”

M.K.さん、T.D.さんへ

本日はありがとうございました。
機械・電気系社員として、せっこうボードの製造に欠かせない設備を稼働させるエンジニアリング課の社員は、まさに「工場の心臓部」を担う存在です。しかし、それだけに仕事の責任は大きく、困難な場面も多くあります。それでも険しい道のりを乗り越え、自らが関わった製造設備が安定的に稼働し、高い品質の製品が生産されていくのを見ると、大きな喜びや達成感があるのではないでしょうか。この先の活躍にも、大いに期待しています。

機械系・電気系の学生の皆さまへ

せっこうボードに馴染みがある方は少ないかもしれませんが、ぜひ当社の工場をご覧になってみてください。コンピューターでオートメーション化された製造設備の凄さには、きっと驚くはずです。工場見学会も実施していますので、お気軽にお尋ねください。そして、吉野石膏の工場を支える人材になりませんか。きっとやりがいを感じていただけることと思います。皆さまのご応募を心よりお待ちしています。

人事部 採用担当より

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