求める人物像〜人事部より〜
採用担当者メッセージ
トップメーカーの誇りを胸に、
謙虚さと、挑戦心が成長の原点
南埜 剛志
人事部人事課 採用担当
2012年入社/経営学部 卒
ありのままの吉野石膏を見てほしい
-
この度は吉野石膏の採用ホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。人事採用担当の南埜(みなみの)です。就職活動はこれからの社会人生活を左右する大切なイベントです。どうかみなさまに良い出会いがありますことを祈り、ご挨拶させていただきます。
就職活動が企業と学生のみなさまの良い出会いとなるためには、お互いありのままの姿を知ることが一番重要だと思います。そのためにまず、当社の本当の姿を知っていただきたいと思います。採用活動においては、みなさまとお会いし、話をすることに労を惜しまず、なるべく多くの機会を設けるつもりです。会社説明会では、当社の良い部分だけを説明するのではなく、課題を含め情報をオープンにお伝えし、ありのままの吉野石膏を知っていただくよう努めます。
同時に、私たちもみなさまについてきちんと理解したいと考えています。お会いする際は、飾らずに自分の考えを自分の言葉で語ってください。私たちが聞きたいのは、事前に用意されたサクセスストーリーやプレゼンテーションではありません。学生時代、何に関心を持ち、何に打ち込んだのか。勉強やバイト、サークル活動で壁にぶつかった時、それをどのように乗り越えようとしたのか。それらの話の中に、自分の本当の姿があると考えています。お互いが納得した上で、就職活動・採用というゴールに至れれば幸いです。
近年、一般的には入社後すぐに転職する方も増えています。入社してから「イメージと違った」では遅いのです。会社の知名度や待遇、オフィスの外観などで決めるのではなく、仕事の中身はもとより、社風、職場の雰囲気など、働く社員の様子など、ありのままの会社の姿を見て選ぶことをお勧めします。できることなら、入社してから長い間働くことができることが理想ではないでしょうか。私たちはこの考え方で採用活動をしています。その結果、当社においては入社後3年の離職率がわずか7%となっています。
自ら動くことで、視野も可能性も広がる
-
就職活動ではさまざまな情報を入手したり、ネットを検索したりと、自分が求める仕事、自分に合った企業を一生懸命探していると思います。参考までに私の就職活動の話をします。
私が吉野石膏にたどり着いたのは家族のある言葉がきっかけでした。最初は食品など身近にあるものに目をつけ、食品メーカーや食品関連の商社などを探していました。ある時、家族から「普段生活しているビルや建物の中には、建材などいろいろな会社の技術が詰まっている」という話を聞きました。その言葉から、ビルや建造物に使われる外装や内装、設備機器などのさまざまな会社を見ていく中で、せっこうボードメーカーである吉野石膏に目が留まりました。
どの家、どのビルにも使われている石膏ボード、その国内シェアを80%も持っている。これってすごいことだと思い、企業研究を始めました。そして、入社の決め手となったのは「人」でした。面接で会った採用担当者をはじめ、座談会などで会った社員など、どの方を見ても良い印象はぶれることがありませんでした。社員が皆、私の話を親身になって聞いていただけたのです。
「こういった人たちと一緒に仕事をしたい」と強く思えたのです。その思いは入社後も変わることはありませんでした。ネットは便利なツールですが、検索して出てくるのは自分の検索履歴や思考に沿った同じような情報になりがちです。家族や社会人の先輩などいろいろな人に話を聞いたり、自分の目で見て肌で感じることで、ネットでは得られない気づきに出会えるものです。どうかみなさんも、自ら積極的に動いてみてください。そうすれば視野が広がり、異なる世界が見えてきて、自分に合った会社を見つける可能性が広がるはずです。
トップシェア企業ゆえに謙虚な姿勢を持ち、
挑戦を続ける
-
吉野石膏には、営業や事務、研究開発や生産技術などさまざまな仕事があります。私は現職の人事部に来る前の10年弱、営業に携わっていました。営業とはさまざまな立場、さまざまな世代の人と接する仕事です。業界トップとはいえ、やはり営業は厳しい世界。お客さまに向き合うだけではなく、社内各部署の多くの人と協力し合うことが必要です。営業以外のどの職種であっても、外部との競争があり、人とのつながりで壁を乗り越えていくことが求められます。ですから、人とうまく付き合えること、協力し合っていくことがとても重要です。
私は大学時代、アルバイトやサークル活動を通して、いろいろな人の価値観や考えに触れ、それが社会人になって営業でも人事でも役立っていることを実感しています。そのときの素直さや誠実さが、学びや仕事を動かす上での大きな力となっています。ひと言で言うなら、謙虚さです。当社は国内シェア80%です。だからこそ謙虚な姿勢を持ち、他者と接する必要があるのです。これは当社が企業活動を営むに際し、とても大切にしている考え方です。
現代はライフスタイルや技術革新など、変化が加速度的に進んでいます。世の中の変化を敏感に感じ取り、柔軟に対応していくことが求められています。その中でさらなるシェア拡大を目指し、社員全員が一丸となって頑張っています。当社がトップシェアゆえに「安定している」と、外からは見えるかもしれません。しかし、安定が現在の地位をもたらしたわけでは決してありません。むしろ、現状に満足せず、常にアグレッシブなチャレンジ精神を持ち続けてきたことが、私たちがトップシェアを守っている大きな理由なのです。
せっこうボードは、国立競技場や、東京スカイツリー、あべのハルカスといったランドマークといえる巨大建造物にも、人々が暮らすマンションや戸建て住宅にも、不可欠な建材として使われています。そこでは、火災や地震から人々の命を守る縁の下の力持ち的な役割を果たしています。決して華やかな世界ではありませんが、社員は人々の生活を支えているというプライドを持ち、日々挑戦しながら仕事をしています。そのような吉野石膏に興味持たれ、一緒に頑張っていただける方がいましたら、ぜひ吉野石膏の門戸を叩いてみてください。
心より、みなさまのご応募をお待ちしています。